もちろんこれは俺の設計した模型の場合での話ですが、マッキは水平尾翼のフラッターの問題を構造的に抱えています。フライングテールの左右を一本の棒で繋ぐこの構造は左右の翼にあたる風圧の変化が出た場合や高速で飛行したとき、ある速度域に達すると共振が起きて粉砕します。
実機の場合は水平尾翼は左右で連結されておらず別々の油圧系統を持ち独立しています。
C&Cモデルズが作るタービン版もこれに習って左右独立したサーボを搭載して実機をトレースしています。
模型化の場合見た目と機能に問題が無ければ単純化するのが常なのですが、こういった問題が出現するのがいかにも「ラジコン模型ならでは」といったところでしょうか?


対策自体はもう1年ほど前に考えついているのですけどね。
具体的には水平尾翼の回転軸よりもっと後ろに穴を貫通させ、左右の水平尾翼を繋ぐ補強を一本追加することです。見た目にはそれほど影響しないでしょう、胴体に尾翼がスイングしたときの
逃げの穴を作ることになりますが、現在の構造を保ちつつフラッターを押さえるには有効だと考えています。


考えついてはいるけど手を動かす時間がない(汗)

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